2023年以降、VRChat SDKはunitypackageとして提供されなくなります。
VRChat Creator Companionの必須化
アバターやワールドの制作にはVRChat Creator Companion(VCC)が必須となります。
現行のVRChat SDK3からの移行であれば比較的容易に移行できる仕組みになっています。
As we’ve talked about in previous Dev Updates, the VRChat Creator Companion 31 is the new entry point for creating things for VRChat! It currently includes our new VRChat Package Manager (VPM), and will eventually house documentation, examples, news, jam info, community prefabs and more!
We plan on swapping entirely to the Creator Companion starting in January 2023. This means that you’ll only be able to get SDK updates through the VCC¹, and UnityPackage downloads for all SDKs will no longer be available.
Furthermore, since the VCC does not support SDK2, this also means that SDK2 will no longer be offered for download starting in January 2023.
ただし、VRChat SDKを参照するエディタ拡張が動かなくなる場合があります。
VRChat SDKのメニューバーにReload SDKしか表示されなくなった場合は、VCCに非対応のエディタ拡張が含まれています。Consoleを確認して、非対応のエディタ拡張を削除してください。
移行で問題になる原因の多くがVRChat SDKに依存したエディタ拡張であり、それ以外のアセットの移行についてはほとんどの場合で問題は発生しません。
Consoleにエラーが発生した場合は、作者の対応を待ちましょう。エディタ拡張によっては以下のように既にVCC対応版がリリースされている場合があります。
Build 1258のリリースノートで赤警告になりました
2022/11/4にリリースされたBuild 1258のリリースノートで、今まで黄色く表示されていた警告が赤色になりました。
近日中にVCCに移行しなければ、アバターやワールドのアップロードを継続できなくなります。
現行のunitypackage形式でのSDK配信は2022年内で停止します。同時に、SDK2の配信も停止します。
VCCへの完全移行までの時間は2か月を切るほどに短くなっています。
まだ対応できていない場合は、速やかにVCCへの移行準備を始めてください。
なぜVCCに移行することに？
使用するUnity Editorのバージョンの間違い、古いSDKの使用などでVRChat Teamに高いサポートコストがかかっていたようです。
Unity Editorのバージョンの間違いは非常に多く、最新版ではない指定されたバージョンのUnity Editorを使用する必要があります。
現在VRChatで対応しているUnity Editorのバージョンは 2019.4.31f1 です。
小数点以下のマイナーバージョンまで完全に一致したバージョンを使用する必要があります。
VRChat SDK2は2022年末で廃止
長らく旧規格のワールドやアバターのメンテナンス用として用意されていたVRChat SDK2の配信が2022年をもって終了します。
Furthermore, since the VCC does not support SDK2, this also means that SDK2 will no longer be offered for download starting in January 2023.
現在SDK2でアバターやワールドを使用している場合は、今年中にVCCへの移行まで済ませておくことが推奨されます。
