無言勢のキーアイテムであるアバターペンの比較について。
現状以下の2種類がありますが、いずれも長所短所があります。
なお、Avatars3.0(SDK3)の場合においては両搭載が可能です。導入できるならば両方搭載し、場面によって使い分けることをおすすめします。
共通事項について
パーティクルシステムおよびトレイルレンダラーを使用しているため、トラストレベルが低かったりセーフティが厳しかったりすると正常に表示されません。
手を動かすことが前提にあるため、VRモードでの利用が前提となります。
アバターペン対応環境表
対応環境→ | PC | Oculus Quest(単体) |
---|---|---|
Snail Marker 2.0 | ○ | × |
Snail Marker 3.0 | ○ | ○(ただし単色表示) |
PPPen | ○ | × |
Snail Marker
GitHub - theepicsnail/Marker: VRC Marker for presentation room like drawing anywhere
VRC Marker for presentation room like drawing anywhere - theepicsnail/Marker
無料で利用可能です(フリーウェア)。
Avatars2.0、Avatars3.0それぞれにパッケージが存在し、導入可能です。以下の画像はSDK2(Avatars2.0)での導入事例。
Avatars3.0版に限り、Oculus Questにも対応します。ただしペンの色はシェーダーの制限により単色となります。PC版では虹色に表示されます。
Trail Rendererによる実装です。負荷が高まる環境では同期が遅くなり、文字が崩れやすくなります。
PPPen
PPPen -持てる指ペン / アバターペン-【ModularAvatar対応】 - ぺたぺたのみせ - BOOTH
🕊ModularAvatar対応 (ModularAvatar無しでもも○) 🕊VRC Constraint動作確認済み VRChat向け 描いて持てるアバターペンです 鏡文字の反転はもちろん、看板にして持ち運ぶ、その場で小道具を描きだす等...
有償ソフトウェア(シェアウェア)となります。現時点は700円で販売されています。
Avatars3.0専用となります。
技術的制限から、Oculus Questには対応していません。
Particle SystemおよびConstraintによる実装です。
負荷が高まる環境でも比較的高速に同期され、文字が崩れにくくなります。
描いたものを持ったり、描いている途中でペンの色を変更する、太さを変更するといった柔軟なペンの使用が可能です。