Build 1088により発生した既知の問題により、次のようなAnimator Controllerの使用が非推奨となっています。
問題点
Build 1088により次のような問題が発生しました。
When loading into an AV3 avatar, the TrackingType param is unexpectedly set to 2 for 1-2 frames. This will cause any avatar controllers that are built with “dead-ends” to have issues.
Avatars3.0のアバター読み込み直後、TrackingTypeパラメーターがわずかな時間誤って”2″と設定されてしまう問題が発生しています。
解決策として、条件分岐後に行き止まりとなるステートマシンは非推奨となりました。
Documentation has been added to indicate that avatar authors should never “dead-end” animator branches based off parameters, otherwise undocumented or unintentional behavior may result
対応が必要なステートマシンについて
次のようなステートマシンは、変更が必要です。
条件分岐した先で行き止まりとなっており、最初に誤ったパラメーターが入力された後に変更が効きません。
対応が不要なステートマシン
次のようなステートマシンは、変更不要です。
Exitまで接続されている
行き止まりとならないようにEntry~Exitまで接続されている場合は問題ありません。
Any Stateを使用している
行き先のステートに到達していても、Any Stateではその後条件に応じてステートが遷移するため行き止まりになりません。
条件分岐をしていない
条件分岐をせずに行き止まりとなるケースでは、今回の対応は必要ありません。
補足(Write Defaults関連)
Write Defaults関連でトラブルが起きたときのための補足事項。
勝手にステート走り直すんじゃなくて、Animatorがアクティブになった時点のプロパティ値を保持しておく機能https://t.co/TrsnXlD75h
— みみー (@mimyquality) May 4, 2021