フレンドさんが開始1か月後くらいに体験記事を書いていたのだが、そういえば無言勢として過ごしてどうだったのかってあまり見ない気がするので体験談的に書いていきます。
そのフレンドさんの記事はこちら。VRChatがどのようなものか端的に分かるかと思います。
この記事の内容としては、次のツイートを端的に記事化したものです(削除してしまった以前の自分のツイート)。
無言勢として5ヶ月ほどVRChatをやってきてますが、無言勢は見た目と違ってかなり上級者向けなので特別な理由がない限りはマイクを使ったほうがいいです
クローズドな間柄でDiscordとかで連絡取りながらやれるならデスクトップ無言勢はアリ
はじめに
【追記】2022/9/5
チャットボックスの実装により無言勢でも活躍しやすくなりましたが、それでも交流の多くはボイスチャットに頼っています。
ボイスチャットを使用せずに始めることは可能ですが、交流の難易度が上がります。
ボイスチャットが必要とは言いません。使用しない場合は交流のために必要な努力が大きくなります。
多くの人が地声でボイスチャットを行っています。恥ずかしがらずに会話してみましょう。
しかし無理にとは言いません。ボイスチャットを使用することを強制することはありません。
交流の難易度が上がることは受け入れる必要がありますが、どうしてもできない事情があればボイスチャットを使用せずに交流することも認められています。
時と場合によって使い分けても良い
誰でも入れるパブリックでは声を出したくない、でもフレンドさんとなら話せる。
そのような半無言勢な人もいます。
また、周囲に家族がいてボイスチャットができない日は無言勢になる、という人もいます。
常にボイスチャットを使う人でなければならない、逆に常に無言勢にならなければならないといったルールは一切ありません。時と場合によって使い分けることができます。
「今日はしゃべらない日なの?」という会話もよくありますので、ときどきボイスチャット、ときどき無言勢という楽しみ方をすることもできます。
無言勢とは
概要だけ説明しておくと、VRChatにはテキストチャットがなく、ボイスチャットが原則のコミュニケーション手段です。
何らかの理由で声が出せない、出したくないという場合に声以外の手段を使ってコミュニケーションをとる人たちのことを指します。
細かく説明すると車輪の再発明になるだけなので、参考リンクを張っておきます。
無言勢としてのわたし
VRChat歴としては5か月弱で、現時点での累計プレイ時間が589時間のTrusted Userです。
テスト的に声を出していた時期が1~2日ありますが、基本的に当初から無言勢として過ごしてきています。
もしわたしの(ボイチェン越しの)声を聞いたことがあるならば、それは貴重です。
わたしのコミュニケーション手段としては、アバターに仕込んだペンを使用しています。
カスタムシェーダーおよびトレイルを使用し、空中に文字や絵を描くことができます。
代表的な製品として、以下のようなものがあります。
ただし、手を動かせる必要があるためVRモード前提の機能です。
デスクトップのころはどうしていたかといいますと、そもそも不特定多数との交流は行っていませんでした。
説明をさせていただきますと、VRChatを始めて1か月ほどの間はごく限られた間柄のフレンドさんと遊んでいました。その際、コミュニケーション手段としてフレンドさんによりDiscordサーバーが用意され、そこでテキストチャットを行っていました。
そのDiscordサーバーは現在であっても交流の場所として使用されています。
無言勢として活動するにあたり知っておくべきこと
重要なことですが、VRChatはボイスチャットを前提に設計されたVRSNSです。
従って、圧倒的大多数の方がボイスチャットにより会話および意思疎通を行っています。
一般的な方法で意思疎通を行わない以上、周囲の協力が必要不可欠となります。
声を出せないために気づいてもらえなかったり、場合によっては無視されてしまったりすることもあるようです。幸いにもわたしの場合はフレンドさんや周囲の方々に理解をいただいており、快適に過ごすことができています。
無言勢は予想に反し上級者向けである
これからVRChatを始めようとする場合、無言で突入するのはかなり厳しいです。
先述の通りVRChatはボイスチャットを前提としているため、それ以外の方法で意思疎通を図る場合は周囲の方に理解をいただき、協力してもらうことが大前提となります。
少なくとも1人で無言のまま突入すると悲しい結末が見えてしまうでしょう。既存のプレイヤーの方を捕まえて、一緒に入ると心理的な安心感が大きく向上します。邪険にする方はまずいないかと思います(たまにいるかも、いないと思いたいけど)。
プレイスタイルは各自の自由なので止めはしませんが、無言勢としてVRChatに突入する場合はそれなりに難易度が高いことは知っておいてください。
難易度が高いってVRChat怖いなあと思ったそこのあなた。無言勢でも活動しやすくする手立てはいくつかあります。次のページで説明します。